Max Nardit
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6 mindev

ChatGPT と Codex の利用上限が 12 月から共通に:Codex がすでに使っている枠にチャットが加わる

Codex はすでに ChatGPT の Work と利用枠を共有しています。12 月に加わるのはチャットで、メッセージ数ではなくトークンで数えられ、Instant チャットは対象外です。チャットのモデル別メッセージ上限が残るのか、共通の枠がどれだけの大きさなのかを OpenAI は明らかにしていません。

目次

OpenAI はヘルプセンターに短いお知らせ、Understanding ChatGPT and Codex usage limits を追加しました。12 月から Plus、Pro、Business の各プランでは、ChatGPT と Codex で 1 つの利用枠を共有し、トークンで計測します。開始日も枠の大きさも書かれていません。理由は書かれています。OpenAI は「Work のエージェント機能をメインの ChatGPT 体験に取り込む」としています。

ぱっと読むと、Codex が専用のメーターを失うように見えます。しかし OpenAI のほかのドキュメントは逆を示しています。

共通の枠に移るのは Codex か、ChatGPT のチャットか

チャットです。Codex はすでに共有しています。OpenAI の Work と Codex の利用管理 のガイドには、Work と Codex はプランに含まれる利用枠を共有すると書かれており、Codex の料金ページ も、ChatGPT の Work は「Codex と同じ料金、クレジット、利用上限を使う」としています。同じガイドは、チャットを枠の外にあるものとして説明しています。

Chat has its own model availability and message limits. Work and Codex
share a separate usage allowance.

12 月からはチャットもこの枠を使い、Codex の実行と同じようにトークンで数えられます。とはいえ Codex に影響がないわけではありません。Work と共有していた枠に、新しく、はるかに利用頻度の高い利用者が加わります。

ChatGPT と Codex の上限に関するお知らせが実際に約束していること

利用量は「選んだモデルと依頼するタスク」によって変わります。Instant チャットは「利用枠を消費しません」。共通の残量とリセット時刻は Settings → Usage に表示され、上限に達したら待つか、アップグレードするか、クレジットを購入して「対象機能を引き続き使う」ことができます。そのうえで、利用者を安心させる一文が続きます。

We expect most users won't need to wait for their usage to reset more
often than they do now.

これは利用者全体についての予測です。枠の大きさが公開されていない以上、自分のアカウントから検証することはできません。

ChatGPT と Codex の上限に関するお知らせが触れていないこと

ほぼすべての数字です。どのプランでも共通枠の大きさは書かれておらず、時間枠がどうなるかも書かれていません。現在、Plus と Business Standard には Work と Codex で 5 時間の上限が明記されており、週次の上限も「適用される場合があり」、Pro には 5 時間の上限がありません。Enterprise と Edu には一切触れていません。チャットのモデル別メッセージ上限、たとえば GPT-6 Pro の週次上限がなくなるのか、トークンの枠に上乗せされて残るのかも不明です。Fast モードの 2.5 倍、Ultrafast の 8 倍という消費倍率も同様で、Work と Codex については明記されていますが、チャットについては何もありません。同じ日に読んだほかのヘルプページは、いまの仕組みを説明したままで、12 月には触れていません。

ChatGPT と Codex の共通枠で影響を最も受けるのは誰か

同じプランで、Instant 以外の重いチャットモデルと Codex の両方を使う人です。現在この 2 つは別々の予算から引かれています。12 月からは、重いモデルでの長い会話と Codex でのリファクタリングが同じ予算から引かれます。5 時間枠が統合後も残るなら(お知らせはそこに触れていません)、その枠も共有することになります。

いまのルールから、いくつか小さな影響も見えてきます。現在、チャットのモデルが上限に達したとき、Pro プランのページは「ほかの利用可能なモデルを使う」よう案内しています。一方、共通の枠について Work と Codex のガイドは「共有の利用枠では、モデルを切り替えても枠は回復しない」と書いています。お知らせが対象外としているのは Instant チャットだけです。ChatGPT プランで回す Codex のレビューループは、Claude Code 用の Codex プラグインが「利用上限をすぐに使い切る可能性がある」と警告しているもので(Claude Code と Codex の作業分担 を参照)、今後はチャットに必要な枠まで削ることになります。さらに、プランの利用を有効にしたアプリ、たとえば ChatGPT のトークン共有を使う Notion は、対象となるリクエストをすでに Work と Codex の利用分として数えているので、これもチャットと枠を取り合うことになります。

ChatGPT の上限が統合される前に Codex ユーザーが確認すべきこと

大まかな基準値を記録しておきましょう。普段どおりの作業日の終わりに Settings → Usage を開くか、Codex CLI のセッションで /status を実行し、割合、リセット時刻、使ったモデルと設定をメモします。枠や時間枠、倍率が変わったあとでチャットがどれだけ消費するかを切り分けることはできませんが、同じ 1 週間の作業がまだ収まるかどうかはわかります。プランを使うアプリには、それぞれ週次の上限を設定しておきます。そして上限に達する前に、クレジットをあふれた分の受け皿にするかどうかを決めておきましょう。クレジットが使えるのは対象機能だけです。

ChatGPT と Codex の共通トークンメーターについての私の見方

これらのプランで、チャットが計測されていなかったことはありません。メッセージ数で数えられていました。自分で数えられる単位で、その代わりに 1 回の回答にかかるコストは見えませんでした。トークンはコストに近い単位ですが、自分では数えられません。Anthropic も、Max 20x を Ultra に改称し、週次上限を前面に出した ときに同じ方向へ一歩進みました。枠の構成やサブ上限は違いますが、どちらのラボも、もらえる量を公開していません。これは Notion の料金 について書いたのと同じトレードオフです。公開された数字から計算できない価格は、見積もりにすぎません。

5 月に、ほとんどの作業には Claude を使い、Codex は優れていると測定で示せる一部のタスクに使っている と書きました。枠とは別のメッセージ上限が本当になくなるなら、そうした分担では枠が 1 つのほうが見張りやすくなります。代わりに失うのは予測しやすさです。そして 11 月に取った基準値が、確認の手段としてはほぼ唯一のものになります。

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Max Nardit@mnardit

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