Claude Code の料金 2026:同じ作業に Pro、Max、API はいくら請求するか
プランの料金は定額で、トークン単価も公開されています。そのため比較はただの計算に見えますが、そう単純ではありません。Claude Code は支払い方によって会話のキャッシュの仕方を変えます。そしてサブスクリプションの利用量をドル換算するのに多くの人が使うツールは、実際に使っていたキャッシュで計算するため、乗り換えた後に使うことになるキャッシュの料金は出てきません。
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Claude Code の料金は、Pro なら月 20 ドル、Max 5x なら 100 ドル、Max 20x なら 200 ドルです。代わりに API キーでサインインする場合は、使ったトークンの分だけかかります。API 課金のチームについて Anthropic 自身が出している数字は、開発者 1 人・稼働日 1 日あたり約 13 ドル、月 150〜250 ドルで、90% のユーザーは 1 日 30 ドル未満です。以下の価格にはすべて日付を付けています。こうした数字は、それを引用するドキュメントよりも頻繁に変わるからです。
難しいのは、検索の裏にある問いのほうです。自分が実際にやっている作業なら、サブスクリプションと API のどちらが安いのか。よくある方法は、ローカルのトランスクリプトに ccusage をかけて「API 換算」の合計を出し、プランの料金と比べることです。これは使えますが、落とし穴が 1 つあります。Claude Code はプロンプトキャッシュを、サブスクリプションでは有効期間 1 時間、API キーでは 5 分で書き込み、この 2 つは料金が違います。ccusage がこれをどう扱うかを見るために、合成したトランスクリプトを渡してみました。Opus 5.5 で 1 時間のキャッシュ書き込み 100 万トークンは 8.00 ドル、5 分の書き込み 100 万トークンは 5.00 ドルになりました。ccusage が計算するのは実際に使っていたキャッシュで、乗り換えた後に使うことになるキャッシュではありません。しかも誤差は、働き方によってどちらの方向にも出ます。
Claude Code の料金は月いくらか
サブスクリプションなら定額です。Pro は月 20 ドル(年払いなら月 17 ドル)、Max 5x は 100 ドル、Max 20x は 200 ドルで、いずれも Claude Code を含みます。2026 年 10 月 24 日時点の claude.com/pricing とヘルプセンターによります。API キーではトークン単位で支払い、上限はアカウントの tier のレート制限と支出上限、それに自分で設定した上限で決まります。
定額料金で買えるのは利用枠です。Max 5x と 20x はセッションあたり Pro の 5 倍と 20 倍の利用量があり、セッションの枠は 5 時間ごとにリセットされ、Pro と Max のどちらにもさらに週単位の制限があります。料金ページによると、Max では Fable に週の制限の 50% が割り当てられ、Pro では Fable は usage credits でしか使えません。これがそれぞれ何トークンなのか、Anthropic は公開していません。枠を超えたら、Pro と Max は usage credits を有効にでき、通常の API 料金で請求されます。
API 側には目安があります。Anthropic のコストのページにはこうあります。「Across enterprise deployments, the average cost is around $13 per developer per active day and $150-250 per developer per month, with costs remaining below $30 per active day for 90% of users.」この平均で計算すると、Max 5x の料金で API 利用の稼働日がおよそ 8 日分、Pro で 1 日半ほどになります。企業での平均値なので、自分の 1 か月の予測ではなく、妥当性の確認程度に使ってください。
Claude Code のモデルは API でいくらかかるか
100 万トークンあたりの価格です。2026 年 10 月 24 日時点の料金ページによります。
| モデル | 入力 | キャッシュ書き込み(5 分) | キャッシュ書き込み(1 時間) | キャッシュ読み取り | 出力 |
|---|---|---|---|---|---|
| Claude Opus 5.5 | $4 | $5 | $8 | $0.20 | $20 |
| Claude Sonnet 5.5 | $2 | $2.50 | $4 | $0.10 | $10 |
| Claude Haiku 5.5(プロンプト 100K まで) | $0.10 | $0.125 | $0.20 | $0.01 | $0.50 |
| Claude Haiku 5.5(プロンプト 100K 超) | $0.50 | $0.625 | $1 | $0.05 | $2.50 |
| Claude Fable 5.1 | $10 | $12.50 | $20 | $0.25 | $50 |
目立つ入力単価よりも、ほかの 3 つの列のほうが重要です。Opus 5.5 と Sonnet 5.5 のキャッシュ読み取りは基本入力の 0.05 倍なので、キャッシュに載ったままの長い会話は安く続けられます。キャッシュ書き込みは、有効期間 5 分なら基本の 1.25 倍、1 時間なら 2 倍です。そして Haiku 5.5 は、プロンプトが 100,000 トークンを超えるとリクエスト全体の単価が変わります。Claude Code のサブエージェントはこの線をすぐに越えます。これは Haiku 5.5 をサブエージェントとして使う記事で詳しく計算しました。
さらに 2 つの補正がかかります。米国内のみの推論(inference_geo: "us")はすべてを 1.1 倍にします。Opus 5.5 の fast mode は入力 8 ドル、出力 40 ドルで、Pro や Max のプランでは利用枠から引かれるのではなく usage credits に請求されます。つまり fast mode の作業が「プランに含まれる」ことはありません。
Claude Code のサブスクリプションと API キーで、同じ作業の請求が違うのはなぜか
Claude Code がそれぞれに別のプロンプトキャッシュの有効期間を選ぶからです。プロンプトキャッシュのドキュメントによると、Claude Code が 1 時間の TTL を要求するのは「only on a Claude subscription within your plan's included usage」の場合だけで、対象はメインの会話のみです。API キー、クラウドプロバイダー、usage credits の場合、特に設定しなければメインの会話は 5 分になります。サブエージェント、コンパクション、その他の補助的なリクエストは、Anthropic が制御する一部のヘルパーリクエストを除き、どちらでも 5 分です。
150,000 トークンのコンテキストを持つ Opus 5.5 の会話 1 つで、キャッシュされた部分にこれがどう効くかを定価で示します。新しい入力と出力はこれに上乗せされ、どちらでも同じです。
Opus 5.5, 150K-token cached prefix only, list prices
Turn while the cache is warm 150K cache read $0.03
First write, 5-minute TTL 150K x $5/MTok $0.75
First write, 1-hour TTL 150K x $8/MTok $1.20
Back after a 20-minute break
1-hour TTL (subscription default) cache read $0.03
5-minute TTL (API key default) full rewrite $0.751 時間の書き込みは 5 分のものより 60% 高く、その代わり 5〜60 分の中断にはほとんど費用がかかりません。5 分なら書き込みは安くなりますが、5 分を超える中断のたびにコンテキスト全体が書き直されます。短く集中して作業する人は 5 分のほうが得です。diff を読み、コーヒーを取りに行ってから戻ってくる人は、1 時間のほうがはるかに得です。
API が 5 分に縛られているわけではありません。settings で promptCacheTtl を 1h にするか、CLAUDE_CODE_PROMPT_CACHE_TTL= を設定すれば、API キーでもメインの会話に 1 時間が付きます。subagentPromptCacheTtl は補助的なリクエストに対して同じことをします。どちらも Claude Code 2.1.242 以降が必要です。つまり API での「同じ作業」は設定次第で、デフォルトはサブスクリプションと同じ動きをしません。
Claude Code のセッションがどのキャッシュ TTL を使っているか確かめる方法
ヘッドレスのプロンプトを 1 回実行して、キャッシュ書き込みの内訳を読みます。ドキュメントにある確認方法で、アイドル時のコンパクションの記事でも使いました。
claude -p "hello" --output-format jsonサブスクリプションでログインした Claude Code 2.1.310 では、usage.cache_creation フィールドはこう返ってきました。
{
"ephemeral_1h_input_tokens": 36048,
"ephemeral_5m_input_tokens": 0
}書き込みはすべて 1 時間です。TTL を設定していない API キーなら、逆の内訳になるはずです。現在の Claude Code は、同じ 2 つのフィールドをローカルのトランスクリプトのアシスタントメッセージごとに記録しています。次の手順はこれを前提にしています。
Claude Code の利用量が API ならいくらになるか測る方法
ローカルのトランスクリプトに ccusage を使い、対象を Claude Code に絞ります。ccusage 20.0.42 では、何も付けない ccusage monthly は「all detected coding (agent) CLI usage」を報告し、Codex、Gemini CLI などのエージェントも含まれます。Claude Code だけなら次のとおりです。
npx -y ccusage@20.0.42 claude monthly --mode calculate --breakdown
npx -y ccusage@20.0.42 claude daily --since 20261001 --mode calculate--mode calculate を付けると、ccusage はログのコストフィールドを使わず、すべての金額をトークン数から定価で計算します。--breakdown はモデルごとに分けます。--json で生の数値が得られます。
ccusage が 1 時間と 5 分のキャッシュ書き込みを別の単価で計算するのかを知りたいと思いました。2 つの支払い方の違いはまさにそこにあるからです。そこで、実際の利用を含まない合成トランスクリプトに、4 日にわたる Opus 5.5 のエントリを 4 件入れて渡し、ccusage claude daily --mode calculate を実行しました。
1M one-hour cache write tokens $8.00
1M five-minute cache write tokens $5.00
1M cache read tokens $0.20
1M input + 1M output tokens $24.00料金ページと 1 行ずつ一致します。トランスクリプトに TTL の内訳があれば、ccusage は書き込みをそれぞれの単価で計算します。
その正確さこそが落とし穴です。サブスクリプション利用者のトランスクリプトに対して ccusage が答えるのは「このトークンの流れそのものが、1 時間の書き込みのまま定価でいくらだったか」です。「この作業をデフォルト設定の API キーでやったらいくらか」には答えません。それは別のトークンの流れになるからで、誤差はどちらの方向にも出ます。5 分を超えて中断することがめったにない人の場合、ccusage は API の請求額を多めに見積もります。API のデフォルトなら請求されない 1 時間の単価で、すべての書き込みを計算するからです。休憩を取る人の場合は少なめに見積もります。API のデフォルトなら休憩 1 回ごとに払うはずの、ほぼコンテキスト全体の書き直し 1 回分が抜けるからです。API で promptCacheTtl を 1h にすれば 2 つの流れは一致し、ccusage の合計が API のトークン見積もりとして公平になるのはこの場合だけです。
この数字にはさらに 2 つの限界があります。Claude Code は cleanupPeriodDays(デフォルトは 30 日)より古いローカルのセッションデータを削除します。そのため「1 か月分」のトランスクリプトは最大でも直近 30 日で、しかもこのマシンの分だけです。また ccusage が数えるのはトークンで、1,000 回あたり 10 ドルのウェブ検索のようなサーバーツールの料金は含みません。
サブスクリプションでのドル表示は為替レートであって、請求書ではありません。ステータスラインのコストフィールドについても同じことを書きました。定額ですでに支払ったトークンを定価のドルに換算するもので、役に立つのはまさにこの比較のときだけです。
Claude Code の /usage は Pro や Max のプランと API キーで何を表示するか
API キーでは、/usage の Session ブロックに表示されるのは、定価で計算した現在のコスト見積もりです。Pro や Max では、ドキュメントによるとこの数字は「isn't relevant for billing purposes」で、見るべきなのはプランの利用量バーとその下の内訳です。
この内訳は、Claude Code 自体がサブスクリプション利用者に提供するものの中でいちばん役に立ちます。最近の利用量をスキル、サブエージェント、プラグイン、個々の MCP サーバー、/loop タスクに割り振り、全体の 10% 以上を占めるものには改善案を出します。d と w で 24 時間と 7 日を切り替えられます。数字はローカルの履歴だけから出ています(「so usage from other devices or claude.ai is not included.」)。プランの制限自体は claude.ai と共有されているため、アカウント全体の数字はステータスラインの stdin にある rate_limits フィールドで確認できます。ブラウザでは、私が作った拡張機能 Claude Usage Deck が同じ claude.ai のメーターをバッジで表示します。
API 側では、Console の使用量ページの数字が正式なものです。Usage and Cost API は Admin API の認証情報を使って同じデータをプログラムから取得できますが、「The Admin API is unavailable for individual accounts.」とされています。個人の開発者は Console のページを見ることになり、チームは Claude Code Analytics API からユーザーごとの Claude Code のコストを取得できます。
Claude Code の請求額を押し上げるもの
まずコンテキストのサイズです。リクエストのたびに会話全体が送り直されるので、1 日中開いているセッションでの 1 行の質問でも、その全部の料金がかかります。キャッシュが有効なうちはキャッシュ読み取りの単価、そうでなければ書き込みの単価です。コストのページは、API の支出が予想外に増える典型的な原因として「long sessions that were never cleared」と「Opus left as the default model」を挙げています。
その次に来るものを、おおよそ現れる順に挙げます。
- キャッシュミス。TTL より長い中断、モデルの切り替え、会話の中で初めて fast mode を有効にすること、ツールを最初に読み込む設定でセッション途中に MCP サーバーを接続すること。どれも書き直しを発生させます。キャッシュはモデルごとに別です。
- effort と thinking。thinking のトークンは出力として請求され、Opus 5.5、Sonnet 5.5、Haiku 5.5、Fable のモデルでは thinking をオフにできません。代わりに
/effortを下げてください。ドキュメントによると、Opus 5.5、Sonnet 5.5、Haiku 5.5、Fable 5.1 では、Bedrock、Google Cloud の Agent Platform、ゲートウェイ経由の場合を除き、effort を変えてもデフォルトでキャッシュは保たれます。 - サブエージェントとワークフロー。それぞれが独自にリクエストを送り、独自のキャッシュを作ります。サブスクリプションでもデフォルトは 5 分です。単純なものは安いモデルに回してください。
- エージェントチーム。ドキュメントによると、チームメイトが plan mode で動く場合、通常のセッションの約 7 倍のトークンを使います。
- コンパクション。
/compactは要約する内容を読み直すので、キャッシュが有効なうちは安く、キャッシュが切れたセッションを再開したときは高くつきます。/clearは無料です。 - バックグラウンドの処理。要約やステータス確認で、通常はセッションあたり 0.04 ドル未満です。これに加えて、スケジュールされたタスクは実行のたびにコンテキスト全体を送ります。
Claude Code で API が Max プランより安くなるのはいつか
補正した ccusage の合計が、自分の作業に制限が合う最も安いプランの料金を下回っているときです。月 20 ドル未満なら API の勝ちです。20〜100 ドルなら、利用枠が足りる限り Pro のほうが安く、100〜200 ドルなら Max 5x、200 ドルを超えるなら Max 20x で、超える額が大きいほど差も大きくなります。usage credits と fast mode の支出は別に請求されるので、プランの側に加えてください。
「作業に合う」かどうかは、料金ページからはわかりません。利用枠の大きさが公開されていないからです。すでにサブスクリプションを使っている人なら、/usage のバーと rate_limits のパーセンテージから読み取れます。usage credits を使わずに週の数字が 100% 未満で終われば、そのプランは合っています。API キーから移ってくる人には、試しに 1 か月使ってみる以外に知る方法がありません。
ヘッドレスのジョブがあると答えが変わります。Max プランには現在、100 ドルまたは 200 ドルの毎月の API クレジットが付いており、リンクされた Console 組織のキーを使って自分で実行する claude -p や Agent SDK のジョブに使えます。ただし対話型の Claude Code には使えません。ccusage の合計の一部がこうしたジョブなら、クレジットがその分を払い、比較は Max 寄りに傾きます。複数の人が担当するジョブや、ジョブごとの請求が必要なジョブは、いずれにせよ API キーに載せるべきです。そして制限に達して usage credits を有効にすると、通常の API 料金を払うことになり、自分で TTL を選んでいない限り、Claude Code はメインの会話を 5 分に下げます。そのはみ出した分については、デフォルト設定の API 顧客と同じです。
私の考えはこうです。ccusage claude monthly --mode calculate で直近 30 日を測り、1 行の claude -p テストで TTL を確認し、API と比べる前に、promptCacheTtl を 1h にして使うかどうかを決めてください。使わないなら、短く集中して作業する人は ccusage の数字を割り引き、休憩を取る人は上乗せしてください。トランスクリプトにはメッセージごとにタイムスタンプがあるので、5 分を超える間隔を数えるのは短いスクリプトで済み、自分がどちらのタイプかがわかります。
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